成田山 うなぎ(鰻) 地元記者がお勧めするベスト20

著者 ナリタブライアン
著者:ナリタブラリアン  
成田・富里周辺でよく食事をする。フランス・イタリア・中国・ハワイなど海外の食事文化にも精通していて、現在日本の玄関、成田のグルメを広めるのに力を注いでいる。
成田山 うなぎ(鰻) 地元記者がお勧めするベスト20 成田山 うなぎ(鰻) 地元記者がお勧めするベスト20
成田山参道の鰻(うなぎ)店を地元記者がまるごと紹介します!

成田と言えばやっぱり鰻(うなぎ)ですね!!
成田山参道に有名なお店が密集しています。地元の飲食関係者だから分かるホンモノの情報をお伝えしますね!!各鰻(うなぎ)店の特徴を紹介しますね。

成田山 鰻(うなぎ) 参道編

成田山参道 菊屋

成田山参道 菊屋 料理

成田の名門鰻(うなぎ)店です。270年前の創業という老舗のウナギ屋さん。ですが店名は「日本料理 菊屋」なんです。知る人ぞ知る鰻(うなぎ)以外の和食のクオリティーが高いことが有名。
店構えやスタッフの応対品質、清潔感は成田TOPクラスではないでしょうか。非常に上品です。
成田山参道の鰻(うなぎ)店は大体17時前後でクローズですが夜まで営業しているのは菊屋のみ。鰻(うなぎ)だけではなく和食を楽しむお客さんがいるからなんですね。20時位まで営業しています。なのでお酒も豊富に完備しています。

一般のお客さんは本館に案内されますが、宴会などは別館で食事をできたります。成田の著名人にかなり高い支持をうけています。スピルバーグやトムクルーズも菊屋の鰻(うなぎ)食べたということです。

成田山参道 菊屋 料理 成田山参道 菊屋 店内 成田山参道 菊屋 店内

国産鰻(うなぎ)を使っているお店は多いですが産地も聞けばしっかり説明してくれます。私の時は宮崎産でした。外は香ばしく、中身はふんわりしていて、しまる部分はしまってプリプリしてます。余分な脂がなく、タレもとてもサッパリです。
ご飯は多古米(多古産こしひかりのブランド名)を使用する拘り。甘みが強く、コシがあります。

間違いなく成田山参道を代表する鰻(うなぎ)屋さんですね

店舗情報

店舗名 菊屋
住所 〒286-0027 千葉県成田市仲町385
TEL 0476-22-0236
定休日 無休
営業時間 10:00~17:00
17:00~20:30

菊屋の鰻(うなぎ)ブログリスト

成田山 名取亭

名取亭 店

眺めているだけで心が洗練される成田山公園の畔にある名取亭。創業90年の老舗中の老舗。
鰻(うなぎ)屋だけではなく料亭として使うお客もいます。

名取亭 庭 名取亭 料理

他の鰻(うなぎ)店との違いはお店の中から窓越しに見える景色でしょう。日本庭園と言うべきでしょうか?年に何度か庭師がを手入れしているようです。
本当に美しい。。。。日本人でよかった....って気分です。

名取亭 店内

本館にはお座敷・掘りごたつ席が3つ程あり私はお座敷席の雰囲気(景色も含め)が好きです。
また名取亭には成田で最高峰ともいえる離れの別館があります。金色に輝く店内は見る者を魅了し続け宴に花を添えます。

名取亭 店内

成田山参道の鰻(うなぎ)屋はギスギスしています。また残念ながら年末年始、土用の丑の日などの繁忙期はクオリティーが下がる口コミが多数聞かれます。名取亭は無料駐車場も完備で店内も箱が広いですし、スタッフもいつもと同じ仕事をしてくれので安定性抜群です!!ゆったりできますね。

さて鰻(うなぎ)ですが名取亭はオーダーを受けてから、さばき炙るスタイルです。ですので少々時間がかかります。時間がかかるのはお店にもデメリットが多数あります。しかしそれ相当のリスクを背負っても美味しい鰻(うなぎ)を食べてもらいたいという理念があることを感じ取れます。

名取亭 鰻

鰻は箸で切れるほど柔らかく、表面はしっとり香ばしい、タレは若干ですが甘め(濃いめ)で個人的には好きです。30代~高年者に適した味かもしれません。

店舗情報

店舗名 名取亭
住所 〒286-0022 千葉県成田市寺台575
TEL 0476-22-0355
定休日 無休
営業時間 昼の部 11:00~16:00
夜の部 17:00~22:00(予約のみ)
ソウシン
お店紹介
http://narita.soushin-ichiba.jp/natoritei/

名取亭紹介ブログリスト

成田山参道 鰻福亭(まんぷく)

鰻福亭 店

鰻(うなぎ)は勿論、蕎麦・うどん・天ぷら・カレーなど豊富な定食メニューがこのお店にはあります。

うな・そば セット ¥1550は何気に人気があります。結構鰻(うなぎ)も大きいし。。。。
蕎麦 は 細麺蕎麦殻を外した白い蕎麦でコシがあります。

鰻福亭 料理 鰻福亭 料理 (食べログよりhttp://tabelog.com/chiba/A1204/A120401/12024338/) 鰻福亭 鰻

他の鰻(うなぎ)店よりややカジュアル大衆食堂のような雰囲気です。子様連れに最適なお店です。
1Fがいっぱいの時は2Fに通されます。個人的には2Fの方が広々してて好きです。
2Fには個室もあるので予約してのご利用になります。

鰻福亭 店内 鰻福亭 店内

鰻(うなぎ)の特徴は炭火で炙っているので香ばしいです。垂は甘めでお子様や若い方に向いてる味かもしれません。身は軽く蒸してありフワフワ柔らか系です。ご飯との相性も抜群です。

奥に個室がありマイクロバスも完備しているのでよく大型の宴会が入ります。

鰻福亭 紹介動画

店舗情報

店舗名 鰻福亭
住所 〒286-0027 千葉県成田市仲町394
TEL 0476-22-0027
定休日 不定休
営業時間 10:00~19:00
ソウシン
お店紹介
http://narita.soushin-ichiba.jp/manpukutei/

成田山参道 鰻福亭(まんぷく)ブログ紹介

成田山参道 駿河屋

駿河屋 料理
駿河屋 鰻 駿河屋 鰻 駿河屋 鰻

成田の鰻(うなぎ)で人気トップ3に入るお店です。年始、土用の丑の日など繁忙期はまず並ぶことを覚悟して下さい。
成田山門前の一番近くにある鰻(うなぎ)屋さんです。様々な口コミサイトのレビューも非常に高く、不味いの口コミも非常に少ない。成田の鰻(うなぎ)で失敗したくなければここに入りましょう。
お店の外で鰻のさばく過程をオープンキッチンで公開しています。職人さんも慣れた手つきで次々におろしていきます。その後しっかり炭火で炙ってます。。

店内は1Fはテーブル席、2Fはお座敷大広間席です。昔ながらの家屋ですが柱一本見ても歴史を感じることができます。 2Fに通されたら是非窓側をリクエストしましょう。成田山参道の坂とR沿いに立ち並ぶ商店街の景色は風情があります。

本題の鰻(うなぎ)についてですが、駿河屋は幻の共水うなぎをしようしています。
大井川の南アルプス伏流水と厳選された飼料によって育てられ、薬品は不使用。天然物に負けない甘い香りと味を養殖鰻(うなぎ)で唯一もたせることに成功。
栄養も豊富で脂は体組織の25%も程ですが、しつこさは無く肉厚つで脂肪の層が全体に広がっているので、口の中でとろける感じがします。
詳しくはこちら

タレは地元の下総醤油。
成田の隣町香取市で作られています。昔はこのエリアを下総と呼んでいました。
原料の丸大豆・小麦・塩は厳選された国産品のみを使用。また醤油の醸造に不可欠な「蔵つき酵母」が150年棲みついている蔵で、伝承の木桶仕込みによってつくられました。自然と微生物の力を借りてゆっくりと熟成した下総醤油は、赤みのさした香り高いまろやかな味わいの最高級品です。

詳しくはこちら

ご飯も千葉県産のコシヒカリを使用。「横芝小堤(おんづみ)の名水」で炊いたこだわりのご飯です。

こにかく拘りづくしの駿河屋。是非一度ご賞味あれ!!

駿河屋 紹介動画

店舗情報

店舗名 駿河屋
住所 〒286-0027 千葉県成田市仲町359
TEL 0476-22-1133
定休日 木曜日
営業時間 11:00~17:00
ソウシン
お店紹介
http://narita.soushin-ichiba.jp/surugaya/
 
お店の
サイト
http://www.surugaya-unagi.net/

駿河屋を紹介している鰻(うなぎ)ブログ

成田山参道 川豊

川豊 店内
川豊 店内 川豊 鰻

成田でお客が一番入ると言っても過言ではない鰻(うなぎ)店です。過去に何度もテレビに何度も取り上げられ店頭で鰻(うなぎ)をさばくデモンストレーションが放送されてます。あまりの人気ぶりに繁忙期は整理券が発行されます。川豊の鰻(うなぎ)目的で成田山にきたけど行列で入れずやむなく空いてる別のお店にというのはよく聞く話です。因みに川豊成田に3店舗あります。(他県から来る人は何気に見過ごしがち)
川豊西口館

川豊別館です。

成田山参道にあるのは本館ですね。西口館はご兄弟が運営しているようです。

地元の人は駐車場のある別館か西口館に行く事が多いです。また鰻だけではなくお刺身など和食にも定評があります。
西口館は通常の鰻(うなぎ)を食べに来るお客は1Fに通されますが宴会のお客さんは2Fの個室に通されます。別館も同じスタイルです。(※成田山参道の本館には個室はありません。)
別館の方が作りが高級でお洒落ですね。マイクロバスで送迎もしてくれます。
どちらも成田駅から近いので他県の方も車で来ている人であれば是非行ってみて下さい。

さて川豊の鰻(うなぎ)の魅力はふっくらして柔らかく炭火で炙った香ばしさがテーブルに届くまでしっかり残っています。
タレは創業以来、薄甘口のものを継ぎ足しているようです。何度も鰻(うなぎ)がくぐったその“たれ”には、うなぎのエキスが溶け込み、独特の深みとまろやかさを持つ、オリジナルの味に。
決してまねのできない“川豊の味”です。
あっさりとした甘さで、うなぎ本来の持つ風味も引き立てます。

店舗情報

店舗名 川豊
住所 〒286-0027 千葉県成田市仲町386
TEL 0476-22-2711
営業時間 10:00~17:00
お店の
サイト
http://www.unagi-kawatoyo.com/

川豊を紹介しているブログ

近江屋 (おおみや)

近江屋 店
近江屋 鰻 近江屋 鰻 近江屋 店内 近江屋 店内

創業300年の歴史を持つ近江屋。老舗のオーラがいい感じにでています。
お店の外で呼びかけをしている女将がいるので直ぐ分かります。スタッフも感じの良い人ばかり^^
店内入口付近はテーブル席、奥は広々と座敷になってます。奥にお座敷があり80名までの御宴会が可能!

メニューは(鰻)うなぎだけではなく蕎麦や川魚料理・刺身定食や一品料理も楽しめます。
鰻がどうしても苦手という方がいれば天丼などもあるのでこのお店を選択するのもいいかもしれない。
200年継ぎ足しのタレをしようし、味は少々濃いめです。べたべたせず、さらりとしています。

うなぎそのものは遠赤外線の特徴を生かしふっくらいい加減に焼かれている
普通と特上がありますが、特上の方が肉厚です。
鰻(うなぎ)以外でも名物鯉こくは絶品と評判です。
因みにここのお店はワンコOKです。ベビーカーがあったりする子連れの家族にも好評です。

店舗情報

店舗名 近江屋
住所 〒286-0027 千葉県成田市仲町384
TEL 0476-22-0119
定休日 無休
営業時間 09:00~17:00

近江屋 (おおみや) を紹介しているブログ

編集後記

いかがでしたか?成田山参道の鰻(うなぎ)特集。
参道入り口から門前まで距離800m、時間にして15分の商店街は飲食店、雑貨屋、菓子屋が軒を連ねています。このうち約60店がうなぎ料理をメニューに入れています。これだけの密度でうなぎ屋さんが密集している例は全国でも珍しく、成田は「鰻(うなぎ)の街」なのです。

普通の宴会コースにも漏れなくうなぎ(鰻)が〆についてきます。

成田の(鰻)うなぎには古い由来があります。
成田の西側にある印旛沼は鯉・フナ・川エビ・ドジョウなど川魚料理の宝庫で、その中でも栄養豊富な鰻(うなぎ)料理は、この地域に住む人々に馴染みの食材として定着していました。
江戸でうなぎの人気が高まるに連れて夏場のうなぎ料理を売り物とするようになったようです。
著者 ナリタブライアン
著者:ナリタブラリアン  
成田・富里周辺でよく食事をする。フランス・イタリア・中国・ハワイなど海外の食事文化にも精通していて、現在日本の玄関、成田のグルメを広めるのに力を注いでいる。